いささか古ネタになるが、9月の11日と12日、当クラブのメンバー数名とともに北海道は滝川市にあるスギちゃんのゴージャス工房を見に行った。(スギちゃんとは、うちの倶楽部の北海道担当官の名前だ)。帰った直後、ツイッターのほうに写真を載せたので、それでいいと思っていたらこっちにも掲載せよとの声が。そこで遅ればせながら、下にそのときの写真一枚を掲載。
下のメンバー8名でまずは富良野に向かい、それから滝川のスギちゃん工房を見て、近所の居酒屋で毛ガニを食べ、そのあとは美人ママがいるスナックでカラオケを歌い、そしてそのあとは…。
近況②月刊「はるかプラス」最終号
27年間続いた雑誌の最終号の最終ページがぼくの記事だった。連載していた「カリスマ模型師芳賀一洋の世界」もこれで最後。今号では伊東屋初代・伊藤勝太郎の店を紹介した。
以下記事より。
東京銀座の老舗文具店「伊東屋」は西暦2004年に創業百年をむかえた。これを記念して創業店舗の模型展示物を制作することとなり、わたしがその仕事を依頼された。
なにしろ伊東屋は文具店である。おびただしい量のミニチュア文具が必要だった。しかもそれらすべてが明治期のものでなくてはならず、最初はさっぱりかたちがわからなかった。それでも2003年秋にはどうにか調査を終了し、ただちに制作をスタート、翌年春にはご覧のような作品が完成、同年秋に日比谷の帝国ホテルで開催された創業百年祭の式典会場に陳列された。
現在この作品は㈱伊東屋の本店会長室に展示されている。縮尺12分の1。
——以上が記事だった。
ところでこの雑誌の担当者西山朋樹さんはオタク度満点の模型ファン。雑誌が休刊になったことにより彼ともお別れせねばと思っていた。ところがである。これからは一生徒としてお付き合いしたいという嬉しいお申し出があり、この10月から始まる自由が丘教室「初心者クラス」に通うことになった。
ミイラ取りがミイラになったのだ。
2011年10月1日