8〜9年前に、シカゴのミニチュアショウで販売するための数種類のドア=ドアだけの作品をつくったことがあった。そのうちの何点かが、どういうわけかノエカフェにあって、その制作教室を開いて欲しいと、以前よりノエカフェさんからの要望をうけていた。
ノエカフェ・オーナーはご存知イッシキ・ミヨコさん、ぼくの教室の古くからの生徒で、且つ「渋谷クラフト倶楽部」の会員だ。彼女が一度なにかの要望を言い出すとずっとそれを言い続け、決して諦めないことを知っているわたしは
「いいですよ、協力します…」
と、お返事し、この暑いさ中に、先日その第1回目の教室が開かれた。(下の写真)。と言ってもドアだけなのでそう何回もつづけるほどのものではない。2回か3回やれば終了するスポット的な教室だ。
《参加者》
サトウ・チズコさん
カネコ・マリさん
フカザワ・ナオコさん
ヨシダ・カオリさん
ハットリ・カオリさん
ウメノ・アユミさん
ネギシ・ミハさん
モチズキ・ヨウコさん
タケイ・アキコさん
コンノ・マキコさん
練馬のノエカフェまではイッシキさんの車でご送迎をいただいたが、その車中で別の作品(作品題名「アトリエ・デ・イチヨウ」)の教室開催も求められた。これも、もう一年ほど前からずっと言われ続けているご要望だが完成までに最低20回を要するような難物で、今はちょっとはじめる自信がない。こちらに関してはなんとかお許しいただきたいと願っているのだが…。
