「絶賛展示中 !」

 歳のせいか、このごろ仕事のペースが落ちてきて、今年は新作といえる作品がまったくなかった。そんな中、新作とはいえないが「午後の鹿骨(1/80)」というムズカシモノの作品が6月に完成し、そのまま「さかつう」さんへ持ち込んだ。その後でははじめて、一昨日さかつうへ出かけると、確かに「はがコーナー」の最下段の、棚の真ん中あたりにその作品が置いてあった。これは過去におなじものを3回作り、今回で4作目となる「非常にボロい工場作品」であるが、いままでの中では本作が一番出来がよいと思っている。
 さかつうとは東京巣鴨の「さかつうギャラリー」のことで、鉄道模型レイアウトの制作に使う材料や、一般的な工作素材などが豊富に揃っている。この店のキャッシュレジスターの下あたりに、ちょっとした、はが作品のコーナーがあって、小生作による小さな作品や、オイルステインの塗料や、黒染め液など、普段ぼくが教室で使っている材料がまとめてそこに置いてある。本日のお題である「午後の鹿骨」も現在絶賛展示中ですので、一度ぜひご覧になってください。
 さかつうギャラリー: https://sakatsu.jp

「午後の鹿骨(ししぼね)」。ししぼねとは東京の外れ、江戸川区に実在する地名です。