「Thank you Ms.イッシキ!」

 「東家(あづまや)」(1/12)を見本にして制作する「東家教室」が3月に終了した。講師としてわたしもひとつ作っていたので、終了後、東家が1点ふえた。そこでふるいほうの東家をフェリーで北海道へ運び、滝川のスギちゃんに預けた。と、ここまでは、以前ここに書いた。
 そのあと作品(東家)は、現地滝川の美術自然史館で開かれた「のぞいてみよう!模型の世界」というイベント展の会場に、6/29日から8/25日までのあいだ展示されていた。
 その最終日の25日、ノエカフェの、イッシキ・ミヨコオーナーが、はるばる東京から陸路ワンボックスワゴンをころがして滝川に現れ「東家」を回収し、車に積んで帰った。(と、スギちゃんから知らされた)。
 Ms.イッシキは、わたしの教室の渋谷時代からの生徒であると同時にドールハウスミュージアム「ノエカフェ」のオーナーであり、且つ稀代のドールハウスコレクターだ。しかも彼女は「東家教室」のメンバーでもあったので、教室の終了後2点にふえちゃった東家のふるいほうを買わないかと尋ねた。
 すると
「買う!」
 という。
「実は、作品はいま北海道なんだけど、自分で回収してくれますか‥?」
 恐る恐る尋ねると
 「はい、自分で取りに行きます!」
 と、こころよく応じてくれたのだった。
 ——–そういうわけで、すでに作品(東家)は東京に到着しているはずなので、たぶん数日以内に練馬のノエカフェで見られると思います。みなさんも一度ぜひご覧になってください。

左がMs.イッシキさん、右がスギちゃん、車に積んである茶色い箱が「東家」@滝川市美術自然史館前で。この写真はスギちゃんが送ってくれました。