「火の見やぐら」

 去年スタートし、現在開催中の「孤独の世界/制作教室」(1/80)ですが、あと少しで作品が完成します。するとこの教室は解散するしかありませんが、まだやめたくない、続けてなにか別のものをつくりたいとおっしゃる方が、いらっしゃるかもしれません。そんな方々に対応するため、次の課題作としてオール真鍮製の火の見やぐら(1/80)を考えているのですが、果たしてこれにどれくらいの参加者がいるのか ?  ある程度人数がまとまれば、やってもよいと考えているのですが…。
 ときどき教室OBの元生徒諸氏から、「また1/80をヤルときには呼んでください」という声を耳にしますが、もし「火の見やぐら」でよかったら、ぜひお申し出ください。もちろんOBでなくともOKです。
 要項は以下です。

 制作課題: 「火の見やぐら&手押式消防ポンプ」(1/80)
 開催場所: はがいちようの駒込スタジオ
 開催日: 原則月1回土日祭日の午後開催
   (初回講座終了後に次回の開催日を決めます)
 参加料: 一回11,000円(消費税込み材料費別)

 かなり難しい課題です。最後に取り組んでから10年以上の歳月が経ち、こちらもだいぶん老化してまいりましたので、もしかするとこれが最後の火の見やぐらになるかもしれません。
 参加希望者は、はがまでメール(ichiyoh@jcom.zaq.ne.jp)をください。質問等も受け付けてます。

1996年のある日の夕方、突然火の見やぐらがつくりたくなり、まったくなんの資料も見ずに、ただ頭の中のイメージだけでつくりはじめ、朝までには大方のかたちが出来てしまいました。改めて眺めると、それはエッフェル塔のような曲線で形成され、日本型とは幾分かたちが違うことに気がつきました。しかしそのまま「はが形」として採用し、以後かたちを変えていません。