前回「K氏のモーターボート」と題する記事を書いた。ねじ式の背景に使う模型のモーターボート(1/7)を制作中の群馬在住のK氏が、船体の色について迷い、結局ぜんぶ塗り直すことになったというはなしだった。
その後彼からはまたたくさんの写真が送られてきた。美しかったワインレッドの船は、あえて野暮ったい白色系に塗り直され、原画(マンガ)絵にかなり近づいてきた。
「だいぶんよくなったと思います」
さっそく電話であっさり感想を述べたが、細かい部分で2〜3気になるところもあった。しかしあんまりこまかいことまでは、なかなか電話ではつたえられない。
で、しょうがないので、きのう群馬まで行ってきた。
下の写真。
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遠慮なく、好きなように塗ってくださいと言われ、わたしがぺちゃぺちゃと筆塗りをしているところ。このようにあちこち塗り加えたことによって、更にだいぶんよくなったと思う。着色後は自家栽培で採れた新鮮な野菜をつまみに、腹一杯ひやむぎをご馳走になり、ずっしり満杯の野菜袋を土産に、K氏宅を後にした。