入選作の発表

 昨年オープンした有明のミニチュアワールズで、一般から作品を募集してミニチュアコンテストを行い、3/13日に入選作を発表し、表彰式を行うというということを、1月にここに書いた。(1/22日付け当欄)。しかしその後緊急事態宣言が延長されたため、表彰式が中止となり、入選作は3/15日以降にスモールワールズのホームページ上で発表されることになった。
 ——-もう既に発表されていますので、下のリンクを開いて、みなさんも是非ご鑑賞下さい。
 https://www.smallworlds.jp/miniature_contest/2020_01/result01/

 はずかしながら小生はこのコンテストの審査員のひとりである。
 気楽に引き受けたところ、数日後に応募作品全84点の写真データがドカッと送られてきて、おったまげた。前よこ後ろといった具合に一作品につき4〜5枚のカットがあるので写真の数がはんぱでない。戦車ジオラマあり、フィギュアあり、鉄道模型レイアウトあり、ドールハウスあり、ブラモあり、建築模型あり、粘土造形あり、サンゴ礁あり、鍾乳洞あり、湿地帯あり、地形あり、動物あり、船あり、宇宙ものあり、段ボールアートあり、木彫りの人形あり、エトセトラ、エトセトラ、エトセトラ、作品たちがおもいっきりバラエティーに富んでいるので選ぶのが容易じゃなかった。
 コロナ禍のため、ほとんどの審査員が、写真データによる選考を行ったらしいが、風合いやディティールがいまいち伝わってこず歯がゆいおもいをした。もし次回があるのならば、やはり現物が見たい。
 ——下の写真は芳賀一洋賞を受賞した「苔」(こけ)という作品です。

 ぼくの教室の元生徒の2名がこのコンテストに応募し、うちひとりの作品には「はが教室に通いながらつくりました」ということがコメント欄に書いてあった。わたしの名前を出してくれて、大変ありがたいことではあるが、公平を旨とする審査員としての立場上、すんなりと彼の作品を推すことができなかった。Aさんゴメンなさい。
m(_ _)m