おととい筑摩書房から本が届いた。
わたしの作品(1/15トキワ荘)が表紙になっている梶井純著「トキワ荘の時代」(ちくま文庫)。1993年に一度別の表紙で出版され、このたび表紙を変えて再出版されることになった本である。
内容は、トキワ荘に暮らした若いマンガ家たちのリーダー的存在だった寺田ヒロオを中心に、トキワ荘での暮らしぶりを詳細に綴ったノンフィクション。
昨夜半分ぐらい読んでみたが、彼らが残した文章や、日記や、インタビューで語った言葉などから浮かび上がってくる天才マンガ家たちひとりひとりの心のヒダを詳細に分析し、それぞれの人物像に迫っている。なかなかの名著と見た。まだぜんぶ読んじゃいないが、拙作が表紙となれば最後まで読まないわけにはいかない。
来月にはトキワ荘が復元されるというこの時期に、タイミングよく出版されるトキワ荘本の表紙をかざることができて非常に喜んでいる。
2月10日より筑摩書房(ちくま文庫)より発売予定。
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