やっぱりK氏はスゴかった!

 来年放送予定のTVドラマ「やすらぎの郷」について9/24日付けの当欄に書いたことがあった。このドラマに対して数点の作品を貸し出しているというはなしだったが、実はこのとき同時に作品の制作も依頼された。
 なんでも「やすらぎの郷」は、千葉県にある丘陵地帯がモデルだそうで、そこにいくつかの西洋風コテージが建っているという設定だ。その実際の丘陵地をドローンで空撮し、撮った映像に模型のコテージを組み込みたいという、なんともアナログチックなはなし。したがって模型の大きさは適当でよく、地面と内部は不要とのこと。コテージの外側のみ2棟を11月末日までに制作してほしいという依頼だった。
 それが8月中旬のことで、図面を渡されたのが9月の12日である。すると制作日数は二か月とちょっとしかない。しかも10、11月はやることがいっぱいあって、自分にはとてもつくれそうもなかった。
 非常に困り、いろいろと考えた末に、日ごろから敬愛している群馬のK氏に打診したところ、ぜひそれをつくりたいとおっしゃったのだ。ならば、ということでお願いすると、たちまち素晴らしい作品が出来上がった。
 下の写真は、K氏が制作したやすらぎの郷「コテージ②」(縮尺1/24)である。ちなみに「コテージ①」も既にできているので、来週群馬まで作品を受け取りに出かけて、持ち帰り、ちょっとウェザリングしてから、納入する予定だ。
 それにしてもである、やっぱりK氏の腕前はスゴかった!

K氏が制作した「コテージ②」(1/24)


2016年11月29日