3月より松江(島根県)で開催中だったエキシビション「ドールハウス&立体絵画展」の終了にあわせて、撤収のため現地へ。
こういう際の助っ人は毎回元生徒山下浩氏にお願いしているが、加えて今回は我々のクラブの重鎮佐野匡司郎氏が〝私も行きたい〟と申し出たため、急きょ山下、佐野、芳賀の3名で現地へと向かった。
佐野氏は若いころ、大手ゼネコンの社員として倉吉、米子、松江、出雲など、山陰地方の各都市でいくつものビル建設を手掛け、ご自身は当時出雲市に住んでいたという。それからサラサラと40有余年の歳月が流れ、ひさしぶりに訪れた思い出の地は、氏の目に一体どう映ったのか。
29日の朝、われわれは空路神話の国出雲へと入り、まずは出雲大社へ参拝し、出雲そばをつまみに昼ビールを堪能したあと、一時間に一本の一畑電鉄(通称バタ電)で松江方面へと向かった。催事場のあるイングリッシュガーデン駅へ着いたのが午後4時。客はもう引けているだろうと思いながらガーデンの門をくぐり、回廊を進み、一番奥のはがコーナーまでたどりつくと、どういうわけかそこだけにはまだごっそりと客が詰まっていた。
「一緒に写真を撮ってくださーい!」
な~んて嬉しいお声もかかり、最終日とはとても思えない盛り上がりだった。
——-ご来場いただいたみなさん、ありがとう!
松江展は4月29日午後5時を以って無事終了いたしました。
2015年5月4日