21日午後シカゴから帰ってまいりました。
旧知のディーラーたちが口々に〝今年は低調〟と述べていたが、客数は例年の7掛けか8掛け程度だったのか、盛り上がりはいまいちだった。しかしぼくのテーブルは、昨今の円安基調に助けられ、円に直して考えれば、それほど悪い売り上げでもなかった。
ほかにもいくつかの好材料があった。
その①:近作「エドワード・モースの店」の依頼主、アフマド・アルタニ氏からはじめて作品の礼を言われたこと。ストーブの炎がとてもラブリーだと言ってくれた。そのあとぼくの品物を1000ドルほど買ってくれ、美しい奥様を紹介してくれた。
その②:知り合いのディーラーからアートインボックスを買いたいと言われ、恐る恐る超高プライスを提示したところ、ちっとも高くないと返され、内心ドッキリしたこと。
もしかしたら彼はほんとうに買う気なのかもしれない。
その③:以前からのファンだという米国人(Mr.Darren)がわざわざニューヨークから会いに来てくれ、マンハッタンでの芳賀展開催を熱烈提案してくれたこと。
その方はなにか当地でのコネがあるらしく、もしかしたらミュージアム@ニューヨークでの拙展開催も可能かかもしれない。等々。ほかにもいくつかのおもしろいはなしがあった。
さいわい腰痛はそれほど悪化することはなく、なんとか歩いて家まで帰り着くことができて、今はほっとしている。
2015年4月23日