シカゴインターナショナル2014のこと/②。
最新作「エドワード・モースの店」は、中東カタールの王族、アフマド・アルタニからの依頼で制作した作品だった。そのアフマドとシカゴの会場でバッタリ出くわし、一緒に写真を撮った。
アフマドとは一体どんな人物なのか、実は以前から彼の写真を見たいという希望が寄せられていたが、ずっと掲載をためらっていた。しかし今回は当人からのOKをいただき、晴れて下に公開することに。
青いシャツがアフマド・カリド・アルタニ(Ahmed Khalid Al-thani)だ。本国ではアラビアのロレンスのような白装束を身にまといめちゃくちゃかっこいいが、このような平服だとどうもピンとこない。カタールの首都ドーハ在住。大のミニチュア収集家で小生の作品ではモースの店の他にも7~8点収集している。
この日も彼は召使を従えて会場内を練り歩き、王様買いをしていたところ、小生が声をかけると
「Oh you!!」と、ビックリまなこで振り向き、気さくに写真に応じてくれた。
いま調べたら、カタールの現君主は、アブッドラ・ビン・ナーセル・ビ・ハリーファ・アール・サーニーという人だそうだ。ずいぶん長ったらしい名前だが、末尾にちゃんと「アール・サーニー」(アルタニ)が付いている。
2014年4月24日