写真は制作中の作品です。
ほぼ完成しているがテントがまだついていない。
そのテントには店の名前を書かねばならぬ。
前作は「Carl Froceth Store」(カール・フローセス・ストアー)と書いたが、調べると、ここはストアー(店)ではなく、駅馬車の出発準備室だったということがわかった。ならば駅馬車カンパニーの「社名」を掲げるべきかではないか、いや「路線名」を記すべきだ、など、さんざん迷った。
イギリスにご在住の英語通本田和美さんに尋ねてみたら、アメリカのことはよくわからないとおっしゃりながらも、米国における当時の社名は文末に「& Bro.(Brotherの略)」や「& Son」が付くことが多かったと教えてくれた。
その教えを踏まえて、社名に& Broや& Sonがつくもの、Co.,LTDやInc.がつくもの、加えてアリゾナ・ルートなどの路線名のつくものを含めて、それら名称サンプル10点ほどを知り合いのふたりのアメリカ人に送り、どれがピッタリなのか、尋ねてみた。すると期せずしてふたりが選んだのはおんなじ名前、Charles Burns & Broだった。やっぱりうしろに Broがついている。
(ちなみにCharles Burns は本田和美さんのご主人の名前です。)
だが残念ながらCharlesという名前は7文字あって、若干字数が多いと考え、最終的にEdward(6文字)とJames(5文字)に絞って、これに対応するありとあらゆる名字を検討した。
で、結局「EDWARD MORS & BROS」に決定!
ちなみに次点は「JAMS NORAN & SON」でした。
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2014年2月6日