去年制作した「中古屋ブェイセイル(1/12)」がスペインの雑誌「ミニアチュラス」の一月号で紹介された。同誌に掲載されたのは10年ぶりのことである。
(下の写真)。
この雑誌の女性編集長マデルバ・フェルナンデスさんは、西暦2000に東京で開催されたミニチュアショーで拙作を見て、とても気に入ってくれ、その直後に続けて二回ぼくの作品を紹介してくれたことがある。しかしその翌々年、日本ドールハウス協会とスペインのミニチュアグループとのあいだに金銭をめぐるトラブルが発生し、これをきっかけにして彼女はパッタリ東京へ来なくなり、いつのまにか1 0年の歳月が経ってしまった。
そしたら去年、ひょっこりそのマデルバさんからフェイスブックでの友達申請があり、またぼくの作品を紹介したいと言ってきた。毎号掲載したいみたいなことも言っているので、もしかしたらまた続けて二回となるのか…。
うれしい再会である。
近況②「銀座百点のこと」
暮れの27日に伊東屋の伊藤高之会長から連絡があり、銀座百点という雑誌にぼくの作品(伊東屋)が掲載されたことを知らせてくれた。そしてその翌日には雑誌までもが届いた。
以下その記事より一部を抜粋する。
———その最上階に大きな模型がある(通常は非公開)。1904年(明治37年)に創業したときの店舗を忠実に再現した模型である。模型作家の芳賀一洋氏が、一枚だけ残っていた創業時の写真を大きく引き伸ばし、伊東屋創業百周年にこの模型を制作した———–。
扱いはそんなに大きくないが、せっかく会長が送ってくれたものなので、下にその写真を掲載することにする。
伊藤会長、いつもお世話さまです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2013年1月14日