むかしの横浜駅の模型展示物をつくってほしいという依頼があり、このごろ毎日そのことばっかりを考えている。
下がその駅だ。
この駅はいまの横浜駅とは別の場所に、大正4年に建てられた。しかし大正12年の関東大震災で被災してしまい、たったの8年しか使われなかったそうだ。その後昭和3年に現在の場所に新しい横浜駅ができ、いまではこの駅のことを知る者もなく「幻の駅」と呼ばれている。
写真を見ればわかるように、つくるのはものすごくむずかしそうである。
ちなみに展示物が完成した暁には現横浜駅の一角に設置され半永久的に展示されるらしい。てーことはくだらねーものはつくれねーってことだ。
一体どんなものをつくったらよいのか。
いま必死に考えている。
2011年8月27日