2月15日に、月刊「はるかプラス」3月号が発売になった。発売日に合わせ、今号では「さむい朝」を紹介した。
以下記事より。
わたしの作家デビューは1996年、渋谷パルコで開催された個展だった。このパルコの地下1階には「ロゴス」という名前の書店が今でもあるが、その一角に位置する「ロゴスギャラリー」が会場だった。
場所がらインテリ外国人が多いところだ。彼らの興味を引くためには伝統的な日本の墓場を見せるのがよかろうと、このときは二点の墓地作品をつくった。そのうちの一点が本作である(縮尺80分の1)。そのあと一回大幅な改修を施してはいるがベースを含めた全体的な構図はそのときのまま。ぼくの作品の中ではもっとも古いものの部類にはいる。
まだまだ寒い朝が続くが、春はもうそこまで来ている。
近況②「月刊美術3月号」
月刊美術3月号が“完成! アジェのパリ第二弾”というキャッチフレーズで、「デカルト通り48番地」の完成を伝えてくれた。
取材のため編集部がわざわざ拙展会場(宇都宮の悠日ギャラリー)まで足を運び、展示中の作品を見た上で、ピリッと短い文章を書いてくれた。モノクロではあるが表紙をめくってすぐの、なんと平山郁夫さんのページのお隣である。
——-月美編集部の下川さん、ありがとう!!
2011年3月9日