ちょっとジョン・レノンに似た、ウエノ・シゲユキという造形作家に、たまに仕事を手伝ってもらうことがある。トキワ荘のときには屋根の瓦の7割を、石の家のときにはトタン屋根の半分をつくってもらった。だからといって彼は別段屋根の専門家ってわけではない。れっきとしたエッチ人形の作家である。しかし彼はエッチものに限らず何をつくるのもうまい。プラモデルにブーメランにモデルガン、どれも器用にこなしてしまい、ギターも弾くし絵も描くし英語もしゃべる。
東京練馬にある、そのウエノ・シゲユキ氏の工房へ、倶楽部のみんなが見に行った。
コピーライターの羽賀さん
時計屋のイケブチさん
イケメンのゆうちゃん
アラサーのらるかちゃん
ボインの清美ちゃん
久松造園の親方
自由が丘のヤマダさん
イラストレーターの井岸さん
元祖湘南ボーイの佐野さん
ユザワヤ講師の山口さん
以上のみんなでウエノ氏の工房と作品を見て、あとは江古田の飲み屋で盛り上がった。
教室がある日だったのでぼくは行かなかったが、同行したユザワヤ講師の山口さんが下のようなコメントとともに写真を送ってくれた。
——–工房の印象は創作と生活が混然一体となった凄い環境です。薄暗い各部屋にはウエノ作品が所狭しと展示されていました。この中でウエノ作品が生れると感じました——-。
だ、そうだ。
2010年10月2日