「月刊美術」という美術絵画系の雑誌において、6月号、7月号、そして12月号と、本年度は3回も拙作が紹介された。いつも“立体的な絵”というつもりで作品をつくっている身としては、こういう雑誌で紹介されることは格別にうれしい。
とはいうものの今回掲載された作品はあんまりたいしたものではなかった。(下の写真)。もちろん最初はもっと別のものを薦めた。しかしどうしても下の写真を使いたいという編集部からの強いご要望があって、12月号特集「あの日に帰りたい」の扉ページに、この作品が使われることになった。校舎、駅舎、レトロ建築といった絵がたくさん掲載されている特集なので、小欄をお読みの方ならば多分気に入るはず。
一度ご覧になってください。
ただいま書店にあります。
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発売:実業之日本社/発行:サン・アート
近況②「郷土資料館のこと」
いま豊島区の郷土資料館で「トキワ荘のヒーローたち/マンガにかけた青春」という企画展をやっている。期待しないで行ってみたら実におもしろかった。トキワ荘もだけれど、それとは直接関係のない戦後の闇市や、長崎アトリエ村の模型に目が点になってしまったのだ。これらの模型はいつでも見られるそうだが、どうせならトキワ荘展(12月5日まで)と一緒にご覧になったらいかがかと思う。
下の写真は模型ですよ。
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http://www.city.toshima.lg.jp/bunka/shiryokan/
近況③「アブナイ催し」
ぼくの机でなにやらしゃべっている人物をご存知だろうか。
思わず「ひぇっ——-!!!」って、ひれ伏してしまいたくなったなら、あなたはかなりのオタクといえる。なにを隠そう、こちらはエコーモデルの阿部敏幸さまといって、模型界における水戸黄門のようなお方である。その阿部黄門さまが、ぼくの教室の生徒諸氏を相手に、模型についてのウンチクを熱く語り、あとはみんなで酒を飲むという、ちょっとアブナイ催しが、先日開催された。
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2009年11月28日