先日、宇都宮まで出かける用事があったので、ついでに真岡の駅まで足を伸ばし、ひさしぶりに拙作「昭和初期の真岡駅」と対面してきた。
「もしかしたら、もうないかもしれない…」
出かける前には心配していたが、ちゃんと置いてあった。
展示ケースが汚れていることをあらかじめ想定し、ガラスマイペットやダスキンなど、掃除道具一式を持参。まずはゴシゴシとガラスのケースを磨いた。ひと通りの清掃が終わったころ、電気を点けてもらうと、パッと光の中に模型の駅が浮かび上がった。よく見るとケースの内側、はじっこのほうに多少のクモの巣やちっちゃな昆虫の死骸などがあるものの、それでも作品はなかなかの見ごたえだった。たくさん写真を撮ってきたので、そのうちどこかに掲載したい。
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見物する場合は是非スポットライトを点けてもらってください。
駅員に言えばスイッチを入れてくれます。
2008年3月16日