パンツァーグラフ!のこと

 戦車系プラモデルの、「パンツァーグラフ!」(モデルアート社/刊)という雑誌がある。編集長の金子辰也氏は、なにを隠そう2005年に制作した「石の家」における石の壁を彫った方。その第10号(2007年11月20日発売号)に、計7ページにわたってぼくの作品が紹介されている。
 下の写真はそのファーストページ。
 ページ中央に「CURIOUS NEIGHBORS」という大きな英文字の見出しがあり、その下には次のような文字がつづいている。
 「ミリタリー以外でもついつい浮気心を誘われる他のジャンルのミニチュア世界。そんな、ちょっと気になる“トナリノ芝生”をご紹介するこのコーナー。今回は、特別ゲストとして今日的にミニチュア模型を芸術の世界にまで引き上げた立体画家・芳賀一洋さん。最近作であるテレビコマーシャル撮影用に制作された1/12『ニコレットの居酒屋』と『1/80・トキワ荘』、1/12『あづまや』をご紹介いただきながら、模型についてご自身に語っていただいた。」
 ぼくにとっては若干こそばゆい文面だが、このコピーは金子編集長がお書きになった。そしてページをめくると、それがしの駄文と一緒に計38枚の写真が掲載されている。
 こりゃあもう買うっきゃなかろう。

Panzer Graph! Issue 10 autumn 2007


2007年11月28日