六月に開催予定の拙展タイトルが「エキシビション・ディオラマート」というクールなものに決まったとことは、前回お知らせした。そして数日前には、七月に開催予定の銀座展のタイトルが、「おじさんがこしらえた模型のパリ/芳賀一洋展」という、今度は逆にかなりベタなものに決定した。このところ続々と展タイトルが決まっている。
今回、本当はぼくの名前は不要と考え、単に「おじさんがこしらえた模型のパリ展」でよかろうと提案したところ、ギャラリー側がやっぱり芳賀の名前も入れたいとおっしゃり上のようになった。
エキシビションの予定が入ると一番初めに考えねばならぬのが展のタイトル。過去たいがいはぼくが自分で考えていた。しかし先週お伝えしたクールなタイトルや、「箱の中のパリ」といった毎度おなじみのネーミングや、あるいは1996年、渋谷パルコで開催された、ぼくのデビューにあたる「80分の1の世界/木造機関庫たち」展など、いくつかのタイトルは主催者側が考えてくれた。そしてこのたびのタイトルは、ふたたび芳賀の発案によるもの。
その「おじさんがこしらえた模型のパリ/芳賀一洋展」は、7月9日から銀座5丁目の「ACギャラリー」にて開催予定。
(*詳細についてはエキシビションセクションをご覧ください。)
そして7月の銀座展のあと、8月には日本橋高島屋での予定も入っているが、こちらのタイトルはまだ決まっていない。また一部の方々には「もしかすると5月ごろ、ふたたび渋谷のパルコで、10年ぶりの拙展開催があるかもしれない」と口頭でお伝えしたことがあったが、パルコ展は秋以降にずれ込む模様。
それらの詳しい情報は、わかり次第追ってお知らせいたします。
2007年4月11日