来年のことを言うと鬼が笑うというが、きょうは「2006年・シカゴ・インターナショナル」についてのこと。
2006年の3月31日(金)から4月2日(日)にかけての3日間、シカゴで開催されるミニチュア・ショウ「シカゴ・インターナショナル2006」(主催トム・ビショップ)に、参加出展することにした。ここシカゴでのショーには過去2回出掛けているが、作品を並べるのは2000年春以来のことである。ショーの主催者であるトム・ビショップ氏は、この地のご出身だそうで、ミニチュア関係のイベントとしては、私の知る限り、ここシカゴでのショーが最も規模が大きい。
われわれの世代だと、シカゴといえば即「アンタッチャブル」で、それ以外のことはまったく思いつかない。しかしシカゴはロサンゼルスと並び、どっちも人口約300万人というから、全米第二の都市である。(ちなみにニューヨークは人口約800万人)。ただショーをやるのは、市の中心から車で約40分ほどのところにある「ハイアット・レージェンシー」というホテルなので、そこからアンタッチャブルの町並みは見えない。会場は大変にゴージャスで、全米はもとより世界各国からミニチュア好きのおじちゃんやおばちゃんたちがわんさかやってくる。みんないかにもカネがありそうな、丸々と太った連中ばっかりだ。ケビン・コスナーやヒラリー・スワンクのようなかっこいい白人は間違っても見かけないので期待しないほうがいい。代わりに、あんまりにも体重が増えすぎて満足に歩けないような御仁をいっぱい見ることができる。99パーセント以上が白人で、こういったミニチュアの集まりには、黒人はまったくと言ってよいほど姿を見せない。ニューヨークの地下鉄とはえらい違いである。
ま、そういった訳で、同行を希望する方がいらっしゃればと思い、少し気が早いが、来年の予定を掲載することにした。日程等の詳細についてはまだ決めていないが、2006年3月末ごろに出掛けて4月5日ごろの帰国を考えている。
希望者は是非申し出てほしい。
もしかすると日程を少し増やして、現在ニューヨークに置いてある数点の作品を、車でシカゴまで運ぶことになるのかもしれない。その場合は全長約1200キロのロングドライブになるのだが、そのへんをどうするのか、いま考えているところである。
どうぞよろしく。
2005年12月3日