「いそがしくなってきた」

  24日の日曜日、ひさしぶりにわたしの駒込スタジオで、工作教室が開催され、写真のみなさんが集まった。
  内容は「デカルト通り48番地」制作講座。
  あまりにも長いこと、多分半年以上も自粛休講がつづいたため、講師であることの自覚や慣れや、しゃべり方や、説明のしかたといったノウハウみたいなものが、からだからすっかり消えてしまい、ふたたび以前のように振る舞えるのか、不安で仕方がなかった。
  そのむかし渋谷のパルコで、第1回目の「芳賀一洋教室」に登壇した際には、前夜にいやというほど予行演習をやって臨んだが、それでも不安だった。写真の中の自分をみると、とても不安そうにはみえないが、このとき、そんな心境だった。
  だが終わってみたら、案ずるより産むが易し、特別な粗相もなく、いつも通りに乗り切ることができた。
 「あーよかった!」
  ちなみに、あさっての土曜日(30日)午後6時から、今度は自由が丘グリーンホールでの東屋(あづまや)制作教室が、ひさしぶりに開催される。さらにその翌日、つまり31日の日曜日午前11時からは、ふたたび駒込のスタジオで、今度はブーランジェリー制作教室が、これまた久しぶりに開催される。
  もうゴチャゴチャ不安がってるヒマはない。
  なんだか突然いそがしくなってきた。
  (30日と31日の講座を見学したい方がいらっしゃればご連絡ください)。

10月24日@駒込スタジオにて。
この教室は午前11時に始まって午後3時に終わるという、主婦向けの時間設定になっている。したがって女性陣は終わったらそのまま家へ帰るが、私を含め3人の男はけっこう困る。3時じゃまだ居酒屋は開いていない。仕方なく我々はこのあとイタめし風ファミレスへとむかった。