あけましておめでとうございます。

 コロナコロナで明け暮れた一年がおわり、また新しいコロナまみれの年がはじまった。このような新年には一体どんな年賀状をお出ししたらよいのか、ずいぶん考えたあげく、今年の絵柄のコンセプトは「ステイホームのおじいさん」とし(下の写真)、以下の文面を添えた。
 「去年はイヤな年でした。ステイホームにロックダウン、アベのマスクにソーシャルデイスタンス、等々、ヘンなカタカナ文字が横行し、うんざりでした。今年はそれらの災いが消えてなくなり、居酒屋が賑わい、街が外国人で溢れるような、そんな普通の年に戻れますよう、ただただ願うばかりです。2021年元旦。」
 以上が今年の、紙の年賀状だ。
 来年はぜひこう書き出したい。
「猛威を振るっていたコロナも年末にはすっかり消えてなくなり、ひさしぶりにご家族で、明るいお正月をお迎えのこととお慶び申し上げます‥」などと、ね。
 ——–本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

年賀状用に自動シャッターで撮ったフェイクピチャー(やらせの写真)です。
作業をするとき普通はマスクをしていません。